リンパ浮腫の複合的治療等に関する取り決めは2016年に発出されています。この中で、重症は200点、それ以外は100点とされたものですが、同時に「施設基準」も出されております。
この中に、リンパ浮腫の治療に携わるための資格に触れられていますが、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、あん摩マッサージ指圧師等において”内容、実施時間等について「専門的なリンパ浮腫研修に関する教育要綱」(厚生労働省委託事業「がんのリハビリテーション研修」リンパ浮腫研修委員会)に沿ったものであること”、”研修の修了に当たっては原則として試験を実施”とされております。
なお一部に、リンパ浮腫診療の資格を維持するために更新が必要との風潮が見られますが、更新のためのポイント取得や更新料はありませんので医療者の方はご注意下さい。簡単に言いますと新リンパ浮腫研修の試験終了と養成校の実技習得を終えれば、いわゆる資格の更新は必要ありません。