糖尿病診療開始のお知らせ

リンパ浮腫

地道な診察所見の大切さ

 先日(2026.1.19)のリンパ浮腫に痛みはない、とのブログをご覧になり患者さんが受診されました。婦人科がん手術後で両脚が痛いためリンパ浮腫を心配して、某リンパ浮腫専門医療機関受診、様々な術前検査ののちリンパ管静脈吻合も施行して頂いたそうです。さらに他院でリンパ管造影も施行されましたが、画像上リンパ浮腫ではない、と診断されたとのこと。その後に私のブログをご覧になり、受診されました。状況は変化しておりますので、断言はできませんが、受診時は視診で右脚がわずかにリンパ浮腫が認められるようです。

 脚の痛みですが、どうも以前に腰椎ヘルニアを指摘されておられ、座位が続くと痛いとのことで、やはり両脚の痛みは坐骨神経痛だろうと思われました。

 リンパ浮腫は必ず左右差がありますので”両脚”と言った時点でひっかかりますし、リンパ浮腫は痛みもありません。 ”後医は名医”と言われ、後からならどうとでも言えるので何とも言えませんが、本当に手術をする状況だったかどうか、と思わされます。逆に、RIリンパ管造影で画像上異常ないからリンパ浮腫ではないとされていますが、見れば(視診)むくんでいます。

 つい、高度な検査や手術が最高の医学と思いがちですが、地道に基本を見つめなおすとむしろ負担が減るように思われます。(廣田彰男)

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