先日左脚リンパ浮腫の患者さんが脚が太くなったと言って13年ぶりに来院されました。当時下腿周径が41㎝ほどでしたが、その間色々おありになって大変だったようで弾性ストッキングも着用できなかったようです。大腿部は以前と同様なのですが、下腿52㎝、足首31㎝、少々炎症もありますので、通常の弾性ストッキングで最も大きい4Lでも着用が困難です。
この場合大きな弾性ストッキングをオーダーするか、弾性包帯法を行うかが頭に浮かびますが、当院ではシンプルに下腿のみを粘着性弾性包帯1本で圧迫してサイズダウンを図り、足首や下腿が入るサイズになったら既製品の弾性ストッキングに移行します。この方も約1週間で下腿43㎝、足首30㎝になりましたので、その場で4Lサイズを着用して頂きました。後は徐々にサイズダウンしていきます。
弾性ストッキングの圧は下腿部分が強く大腿部は弱いので、極端に言うと足首と下腿さえ入れば後は着用できますし、このような方法ですと身体的に負担も少なく早くて安上がりでもあります。なお、弾性包帯の巻き方や弾性ストッキングの履き方はその場でスマホで動画を撮っていただいています。以前はこちらで撮影しUSBでお渡ししていたのですが、最近のスマホはありがたいです。
夏は暑くて近辺ではあまり花が見られませんが、先日夜にキカラスウリを見つけました。(廣田彰男)
