糖尿病診療開始のお知らせ

雑感

医療の細分化

 先日脚がむくんで痛いという高齢の男性が来院されました。すでに都内の有名な医療機関で心臓の治療で通院しており、脚についてもCT、MRIなどで異常なし、とされているとのことです。

 よくお聞きすると、歩くと痛いけれどしばらく休むと治るとのことです。これは一般的には間欠性跛行と言って、脚の動脈硬化、簡単に言うと脚の狭心症の典型的な症状ですので、やはり疑って診察しますと脚の血圧が患側は健側より低くなっています。私は浮腫が専門で動脈は専門外になりますので、知り合いの著名な専門医に紹介しましたところ丁寧なご返事を頂き、やはり閉塞性動脈硬化症(脚の狭心症)との診断でしたが、その後元々心臓で通院中の病院で治療をお受けになられた旨、再度ご報告を頂きました。当たり前のようですが、ここまで丁寧に連携を取り経過をご報告頂くことは多くなく、この場を借りて敬意を表します。ちなみに私は開業前の病院では循環器部長として心臓を主に診ており、動脈、静脈を含んだ循環器疾患の一環としてリンパ浮腫を拝見しています。(足利フラワーパーク 廣田彰男 )

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