糖尿病診療開始のお知らせ

リンパ浮腫

診療現場からの雑感2

 この写真は20年前のリンパ浮腫の方の治療前と後です。当時はリンパドレナージも盛んではありませんでしたし、顕微鏡下のリンパ管静脈吻合などの手術も行われていませんでした。リンパ浮腫の治療法自体が確立していなかったかもしれません。ですが、このような重症なリンパ浮腫でも十分な治療効果を得られておりました。ちなみにこの方は多層包帯法も行っておりません。その理由はとてもシンプルで、リンパ浮腫の治療は病態を理解して根気よく行うセルフケアなので、ひたすらそれを行うことです。多くの場合あえて特別な方法を要しません。つい何か良い方法がないか、と探し回ってしまいますが基本に還ることが重要と考えます。(廣田彰男)

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